体験&見学会のはずが、まるで勉強会だった!
学校に行きにくさを感じている小中学生と保護者のための小さなアートアトリエ「もりのいりぐちで羽休め」。2021年11月25日に第一回目の体験&見学会を開催しました。
どんなところでどんなことをしようとしているか見てほしかったの。で、アート遊びもしたけれど、実際はもっともっと充実していた!
充実って?
お話がとても盛り上がったのです。
当日は地元社協さまをはじめ、地域活動やコミュニティの形成、居場所づくりに関心のある方が集まってくださりました。
まずはスペースデパートメントの居心地の良さを感じていただき。
偶然が導く美しいアートを楽しんでいただき。
自然と座談会の流れになりました。
・こうした居場所は近所だといきにくいこともあるのであちこちにあるのが好ましい。
・大人同士が自分の得意でお互いの子どもたちを一緒に育てられる環境を作りたい。
・初めましてでマスクをしていたら、みなの前でマスクをはずすのは恥ずかしいことがある。少子化に拍車がかかるかも?
・知らない人は多いのに、知っている人は知っている、という情報があまりに多い。いろんな人が自治会に入っていって、地域をよくしていく思いが集まったら魅力的な地域になる。
学校に行きにくいというテーマだけでなく、地域づくりという大きな枠で物事をとらえることができたまるで勉強会のような時間になりました。
私がいろいろと教えてもらいました。人が集まって意見が深まっていく瞬間はゾクゾクします。そして、解散後にこんなメッセージをいただきました。
森野さんをはじめ皆さんとの出会いに感謝しています✨
参加者さまLINE
あっという間の楽しい時間をありがとうございました。
不登校の支援に必要なのは、「待つ覚悟」だと思っています。
子ども達には、自分の力で動き出そうとする力があるんです。その力が充電された時と、なんらかのきっかけが重なって、自分の道を見つけ出せるんじゃないかと思っています。
もりのいりぐちで羽休め、しっかり羽を休めたら、なにかのきっかけでまた羽ばたいて行ける😊そんな居場所が、あちこちに増えていくことを期待しています!!
もりのいりぐちのかぴばらでも出てきた「待つ」。これは人とかかわることに関してとっても重要なキーワードのような気がしてきました。ところでうちの息子、めっちゃせっかち。
羽休めでは来年度をめどに現役スクールカウンセラーさんを囲む保護者の会も構想しており、のんびりひょいっと遊びに来られる場所を作りたいと思っています。
次回の体験&見学会開催は12月9日(木)。お申込みをお待ちしております。